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マンガの中の魔法使い~ドクター・ストレンジ

先日、「ドクター・ストレンジ」を観てきました。

想像よりも凄い映像体験でしたし、個人的には事前の予想を良い意味で裏切ってくれました。

そのあたりの個人的な雑感を書いておきます。ネタバレは少なめ。トレーラームービーくらいw。

 

事前情報をなるべくカットしていたので知っていたのは

・主人公は現代に生きる魔法使いで、才能があって魔法使いに入門後わりとすぐに大魔法使いに任命される。

・トレーラーフィルムにある、ビル街がくるくる丸まっていくやつ。インセプションかな?(とこの時は思っていた。)

・手の先の空中に描かれた手の動きに追随するオレンジの小さな魔方陣。アメコミだしこれで殴りそうw。(とこの時は思っていた。)

くらいでしょうか。

 

・国産の魔法使いのマンガ

マンガに出てくる魔法使いをらしく見せている要素って何だろう?と見る前にぼんやりと考えていました。

とはいえ魔法使いが主人公、または主人公サイドに居るマンガってそんなに多くないし、ファンタジーRPGめいた話がほとんどでしょうか。

おっさんとしてはマンガでは子供の頃に読んだ週刊少年ジャンプの「バスタード!」が印象に残っています。

ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズをベースにオリジナル設定の戦乱の世界を舞台とし、主人公の悪の魔法使いダーク・シュナイダーが第二の主人公である少女ヨーコの管理下で活躍する話です。

かつて世界征服をもくろんで世界へ戦争を仕掛けた最強の魔法使いなのですが、伝説の竜戦士と相討ちになります。ひそかに赤子の中へ転生したものの大神官に見つかりその子供の身体に封印されてしまいます。この少年の保護者が姉として面倒を見てきた大神官の娘ヨーコで、封印をといて青年の姿のダーク・シュナイダーに変身してもヨーコには逆らえない、という。ちょっと「三つ目がとおる」みたいですねw。

魔法使いとしてはカタカナの造語と祝詞のような日本語を交えた呪文の詠唱が特徴で、詠唱が完了すると手の先などから強大な謎の魔法ビームwが出たりします。

そんな感じで物語のパターンは危機→変身→魔法で敵を倒すという感じでウルトラマンなどのヒーロー物のようなパターンを基本としつつ、次々に現れる敵と戦っていきます。

この中二心をくすぐる呪文の詠唱というガジェットと、自分本位でうぬぼれが強くて破壊的でこの世のために力を使うということにまったく興味がない主人公のカオティックな性格が少年漫画の主人公としては斬新で(魔法使いとしてはアリだと思いますw)、その頃の色んなマンガに影響を与えていたのを覚えています。

 

・魔法使いっぽさ

こうして思い返すとダーク・シュナイダーは魔法使いといわれて思い出すガンダルフのような賢者然とした姿ではないし、戦い方も正面きって魔法でぶちのめす感じで、そのスタイルはまるで戦士のようです。

こいつに魔法使いっぽさを感じるのはなぜだろう?と思ったんですが、実は彼はこの世界の知られざる歴史に通じているのです。

わりと初期の頃から物語の舞台は、この世界の文明が滅びたあとの未来の世界であることが描写されています。ニンジャマスター・ガラの砦が崩れたビル街の奥にあるとか、眠る邪神の描写がギーガーのアートの模写で、つまりは生物と機械のハイブリッドが存在する事とか、この国の通貨が円なんて小ネタも。

この世界の住人達はそれには興味はないようです。知る術もないので、というところでしょうか。

しかしその世界の滅ぶ前、科学がそれこそ魔法のように進んでいた時代に巨大な生物兵器群(この世界にはびこるモンスターたちの原種)を開発していた十賢者という科学者がいて、ほぼ不死である彼らは第二部で主人公達ににコンタクトをとってきます。訳が分からない仲間達を置いてけぼりにして、おそらく同時代から生きていたダーク・シュナイダーは十賢者と口論します。

僕としては、表向きはどんなスタイルで戦ったりしていても、この世界の現状に通じる秘密を体験してきたかのように知っているという所に魔法使いっぽさを感じるようです。

 

・ストレンジの世界の魔法使い

ドクター・ストレンジの世界の魔法使いは東洋の神秘といったたたずまいで、カトマンズで作務衣みたいな服を着て修行したりします。

厳密には東洋だけでなく世界中のさまざまな魔法のイメージのハイブリッドといった感じ。

魔法で空中に描いた例のオレンジの魔方陣を色んな武器に変形させたりして戦ったり結構武闘派。

大分想像と違いました。事前に見た映像では高襟のマントとか着てたし、西洋の魔術師やそういう魔術師が出てくるRPG的なものとはけっこう世界が違うよなこれw…?

あと、空間を操るのが得意です。特に現実と平行して存在する鏡の世界という異次元ではこの力は派手に働き、戦いにおいて敵を翻弄します。例のビルが持ち上がる映像。あれはパタパタと折りたたまれたり、スライドしたり、また開いたりという細かい動きの積み重なりがやがてビル街全体に及ぶという映像の一部カットだったんです。

例えるなら、万華鏡の中で戦っている感じです。

空間だけでなく、やがて時間にも干渉をしだすのですがその話は措いておく。

 

で、ここの魔法使いたちは暗黒の異次元からの干渉や敵の侵攻を食い止めている勢力で、この世界というよりは異次元に通じている感。

この世界にとどまらず異次元にも旅する魔法使いの話というのも古くからファンタジーで見かける要素ですが、異次元というのはぐちゃぐちゃで奇妙でこの世の常識が通じない世界という描写が多くて、ファンタジー物語でもSFやホラー寄りの恐ろしいエピソードが多いイメージを持っています。クトゥルフ神話の世界の魔術師とかも異次元の研究者は多いかと。

ちょっとファンタジーRPGの魔法使いばかりを想像していた身としては古き良きパルプSF方向の設定は嬉しい裏切られ方でした。

 

・魔法使いの戦い方

クトゥルフ神話っぽい宇宙規模の存在についても話されるんですが、そいつに魔方陣パンチくらわせたり魔方陣武器でどつき倒したりするんだろうか?世界の秘密に通じていてもこの高襟マントとヒゲの魔法使いにはそういうマッチョな事をして欲しくないなあwと初めは観ていましたw。

しかしラスボスとの戦いはマーベルの映画シリーズでは斬新な戦い方でした。異次元に旅して異次元の強大な存在にアクセスする魔法使いの戦い方としては、これは良いんじゃないでしょうか。面白かったです。

本編ではアベンジャーズの語は出てきても絡みは皆無で、かなり独立した存在みたいです。ほっとくと独りで戦い続けるようなその立ち位置も魔法使いっぽいですねw。

 

・サイケな映像

それにしても僕は映像酔いはしないのですがこれは2Dでも軽く脳を揺さぶられた感じがしました。

3D映画で観たら本当に素晴らしいと思いますが、観られる方は体調は万全にして挑みましょうw。

 サントラにピンクフロイドも参加しているし、サイケな作品であるということは間違いないんじゃなかろうかw。

あのディズニー配給でファミリー鑑賞も視野に入れているであろうにこんなサイケな映像出しちゃうとはw…なんて思ってましたけど、ディズニーは像が空飛ぶアニメーションといった凄いサイケデリックな映像をいくつもリリースしている会社だしなー。いいぞもっとやれw。

マーベル制作の映画シリーズとしてはアントマンにも通じる独立性を感じさせられてちょっと独特のポジション。

色々と捻られたヒーロームービー、面白かったです。

PPAPとNBK

ネット発の音楽ネタのブームというものに懐かしさが…。

 

去年の11月初旬。

「ピコ太郎?新手のユーチューバーかな…興味ないな」

という感じで、話題になっているけどたぶん僕の好みのネタじゃないだろうと思って見向きもしなかったんですが、中旬くらいに3歳の姪が30分近く散歩中に疲れも忘れて振り付きで唄い続けているのを見て

「このプリミティブさは何事だ?」

と気になりまして。

 

そうだ、オケを作っているプロデューサーは誰なんだ?とまずは「ピコ太郎」で検索、底ぬけAIR-LINEというコメディアンコンビの古坂大魔王が「中の人」であることを知りました。

底ぬけAIR-LINEは音楽に絡めたネタであるあて振りシリーズが楽しいんですが、「テクノ体操」シリーズのようなインストラクターがレクチャーするていで変な事をしたり相棒にやらせたりする、レクチャー芸(←勝手に命名w)が印象に残っています。

「しゃべくり007」という番組に古坂氏が出演した際に披露した「和田アキ子のモノマネを教える」というネタもこれの流れだと思います。

ピコ太郎のギャグにも通じるところなんですが、基本的にボケ倒してそれが当たり前ですという顔をしてボケっぱなしで終わるので、ツボると楽しいんですがノリ切れない時はとことんノレないというピーキーさを感じました。個人の感想です。

で、この方は00年代からノーボトム!という音楽ユニットもやっていらっしゃってこれは’90s以降な感じのダンスミュージックのスタイルを持つテクノで、アンダーワールドやケミカルブラザーズ、プロディジー辺りの雰囲気を持つサウンドに、日本の民謡の要素を加えたものでした。キャッチーでかなり面白かったです。

 

このあたりの音楽活動については氏のブログのこのエントリが素晴らしいです。

camelletgo.blogspot.jp

ノーボトム!は当時知らずに友人に誘われてクラブへライブを見に行ったのですが、場内を底ぬけAIR-LINE古坂大魔王氏に似た人が忙しく歩き回っているのを見て

「底ぬけの古坂さんみたいなスタッフの人が居るよ?」

と友人に訊いたら本人だと教えてもらい、驚いた記憶があります。

この体験はまさに今回のピコ太郎の正体を知ったときと同じで、またこの人にやられた!wてな感じですw。

 

「ロミータ・ハシミコフ」や「べったら漬けが大好き」あたりの急にアゲアゲサウンドのパートに突入する感じ、クラブでぶち上がりそうですね。

「ロシアじんロシアじんロシアじぇん…」のくだりはアンダーワールドボーン・スリッピーを思い出したんですが、音楽寄りのネタでくると思わずニヤリとしてしまいます。

発売されたCDの限定版に付いているDVDでは、youtubeでお馴染みのミュージックビデオのほか、振り付けのハウトゥービデオ(独りですが先述のレクチャー芸の流れですよね)やロングインタビューといった真顔でボケ倒す系のギャグも収録されていたりして、お笑いネタも豊富です。

 

PPAPのヒットは外国特派員協会でのインタビューによれば、若い子向けの音楽を作っていたピコ太郎の中の人やその友人達のファンによるビデオへのアクセスが集中していた下地があり、この時点でヒットしていたといえるとのこと。

それをジャスティン・ビーバーが見つけてフェイバリットビデオだとツイートしてさらに大騒ぎになったとのこと。

(ちなみにこの外国特派員協会でのインタビューの動画を見たんですが、コメディアンということもありギャグを必ずねじ込んでくるんですけど、なんかもうDVDに収録されている例のロングインタビューみたいな空気になってきてですねw、途中からはこれって実は壮大なジョークなんじゃないかって気分で見ていましたw。)

 この時にはすでにPPAPを見た人々によるヘビメタやマサラテクノ等のジャンルを超えたアレンジ、歌ってみた・踊ってみたなどのカバー動画が次々にアップされていて「祭」状態になっていたんですね。

 

 

僕は昔この流れに似た現象を間近で見た覚えがあります。

それが2003年に2ちゃんねるから「祭」が始まった「日本ブレイク工業社歌」です。

作者のmanzo氏は作詞・作編曲を行う音楽家ですが仕事が減っていた時期にこの解体業者である日本ブレイク工業で登録社員として働いていたそうです。

コミックバンドを組んでいたこともあるという古くからの友人である営業部長から、面白い社歌を作ってくれないかと依頼を受け、それなら現場の機材名を必殺技のように叫ぶロボットアニメ風でいこうとちょっとジョークノリも入り、本気で遊びながらもプロの技で仕上げたのがあの曲だったというわけです。

これはブレイク工業の営業時に企業に対して配布していたCD-Rに収録していたということで、一般流通はせずサイトを開くと流れるのを聞くくらいしか曲に触れる機会はなかったらしいです。

しかし、10月に放映された「タモリ倶楽部」の「マイナーキャンペーンソング大賞」という回で取り上げられたのをきっかけに2ちゃんねる等で話題になります。(2ちゃんねるタモリ倶楽部のファンも多かったかも)

サイトにアクセスが集中しすぎたのを受け12月には急遽CDが発売されます。

 

その後2ちゃんねるDTM板には「日本ブレイク工業」『社歌』をリミックスしよう! 」が立ち上がるほか、イラストなどの創作系スレッド、音楽全般を扱うスレッドを初め、ほぼほぼすべての板に日本ブレイク工業社歌に関連したスレが立ち上がり、創作系のスレッドでは社歌の二次創作物が次々にアップされていきました。

この辺りのさわりはwikipediaが分かりやすいです。

日本ブレイク工業 - Wikipedia

 manzoさんは謎の作編曲家・歌手にして契約社員、萬z(量産型)としてテレビにラジオに雑誌にと取材を受けまくってました。

 

2ちゃんねるでは複数スレッドを巻き込んで1つのネタで盛り上がる状態を「祭」と呼び、まとめスレッドやまとめサイトで記録を残す有志も現れてカオスな現場の状況を整理して保存する流れが起きます。

最近のように書き込みを抜粋してブログのていで公開するということはなく、基本的にはスレッドへのリンクと、そこでアップされたものを別途上げていくか、アップされたのと同じリンクを貼るか、というところだったと思います。(無料で大容量のレンタルサーバも少なくてね…)

ちなみにwikipediaの情報も有志に精査された編集が行われているみたいで、かなり正確な情報です。NBK社歌ファンの合言葉は「強力サポートいたします」(歌詞より)

 

余談ですが僕は当時、ファミコンサウンドを作るDTM寄りのツールを手に入れてその練習をしていました。 

好きなゲームミュージックなどのアレンジをしていたのですが、このツールの情報交換の場がその頃は2ちゃんねるのスレッドだけで、そこでツールのバージョンアップも次々に行われていたこともありそのスレをよく見に行ってました。

で、たまたま目に入った「「日本ブレイク工業」『社歌』をリミックスしよう!」スレで練習がてら打ち込んだファミコンアレンジをアップしていった感じです。

文字通りブレイクした瞬間は見逃したんですが、まとめ記録でさかのぼってあれこれ見まくりました。

  このときのファミコン版NBKは拙サイトにおいてありますが、後に発売されたmanzoさんの公式コンピ「ブレイク祭り」にも応募しまして収録されています。

ファミコンを鳴らすことが可能なデータで演奏したある意味本格的な音声がユーロビート版やマーチング版等に混じってしれっと収録されているCDが新星堂とかに並んでいる。っていう状況を見て(あとインデックスに自分の名前も載っているのを見て)店頭で猛烈にニヤニヤした覚えがありますw。

閑話休題

 

manzoさんはその後音楽の仕事の依頼も増え、現在もアニメや舞台のサウンドトラックや主題歌などのお仕事を忙しくこなしていらっしゃる感じです。

NBK社歌を歌う謎の契約社員兼音楽家、萬z(量産型)というキャラもいまやなつかしですし、すでに中の人であるmanzoさんはさらにその中の人である坂下正俊氏との関係を明らかにしています。

 

 

そんな感じでピコ太郎というキャラが今後どうなるかは分かりませんが、でもピコ太郎をはじめとして楽しい体験をさせてくれた古坂大魔王氏のお仕事もお忙しくなられることを願っております。

 

それと、ピコ太郎というキャラクターは2000年代くらいからの持ちネタのひとつだったそうなんですが、ここへきてそのネタのビデオクリップを作るのってどういう感じのお仕事だったのかなってちょっと興味があります。

動画サイトでの活動をするキャラクターとして選ばれたのかな。

ご存知のとおりyoutubeはカバー動画にもオリジナル元の広告リンクが自動的に用意され、広告収入がオリジナルの権利元に入る仕組みが整っています。

カバーして遊ぶ側は基本的にカバー元のことが好きなのでそれでその後の活動の継続に繋がる可能性は増しますし応援になると感じられるのでは。

ファンの応援が自然に簡単にダイレクトに経済活動に繋がる仕組みの事例としても面白いですね。

 

2016年に観た映画ほぼ一覧

先日の音楽に続いて映画も一年一気に列挙します。1つ1つ別エントリに出来るくらいの体験をさせてくれた作品なんだけど…<ボソッ>めんどいので</ボソッ>

劇場だけでなく家で観たものでも面白かったものは挙げます。

 

結構ネタバレします。

 

 

 

アナと雪の女王

しばらくディズニーアニメを観ていなかったんだけど、姫は姫らしくなく、ヒーローはヒーローとして未熟、悪も悪として未熟でそこが新しく感じられ、ディズニーは攻めてるんだなと思わされた。

オラフが自分を省みずに愛を示すのは二人の姫が仲良かった頃の記憶をもとに彼が作られているからなんだな。

だからオラフが子供のような素直さで優しさを見せるたびにほろりとさせられる映画。

そんなオラフを見るたびに、おおいお嬢さん方早く仲直りしろよ~!と思いながら観てた。

どんだけオラフ好きなんだよ僕はw。

 

現金に体を張れ

キューブリック監督のハリウッドデビュー作。強盗計画とその実行を追うフィルム・ノワールで、実行の時が迫るにつれて高まる緊張感が凄い。

昔の映画ということもあってか演出はシンプル(当時としては新しかったのかも)。でもそれゆえかこんな心拍数がリアルに上がるスリラー久しぶりに見ましたわ。

 

「ズーランダー」

ベン・スティラー監督・主演。ボウイーが亡くなったので出演した作品で未見の物を追いかけていた。

観た人がチョイ役のボウイーのシーンをみんな褒めているのもあって気になっていたのよね。

素晴らしい登場シーンだったwwwそこばっかりリピートで観てしまったw。

 

「トールマン」

説教くさいラストカットさえなければスマートで素晴らしい妖怪譚スリラー。

映像もいいしトリックも鮮やかで真相が分かったときには思わず声が出た。


ダイ・ハード

アラン・リックマンが亡くなったので。いつ見ても面白い80年代の革命的なアクション映画。

脚本的には「伏線と回収」の見本市のような映画なんだそうだ。

気にしながら観始めても途中で引き込まれてそういう見方を忘れるので詳しくは分からないw。

「腕時計」とか「裸足」とかかな…。


カウボーイ&エイリアン

なるほど西部劇のインディアンの代わりにエイリアンか!

しかしエイリアンを倒すために白人とインディアンが手を組んだり燃える要素もあるんだけど…。

どうしようもなく攻撃が通じないエイリアンなんだけどみんなで攻め込んだら互角までいけたっていうのがよくわからなくて、なんだかその乱戦シーンもグダグダに見えてしまって…。

だが主人公が持つ宇宙人銃がカッコイイの一点で許せるw。


バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」

長ぇーw。でも不良中年っぽいバットマンとアルフレッドをはじめ、キャラは良いので家で休み休み観たいぞw。

敵は世論を利用してスーパーマンを追い詰めていくんだけどあまり社会が動いてるようには見えなかった。それやったらもっと長くなりそうだし…。

アメコミのイラストでしか見た事がなかったワンダーウーマンはそれよりもアスリートのような体つき。現代のセクシーは健康美寄りである。

バットマンが何度か見る悪夢のシーンが毎回色んなタイプのホラー映画のような映像で良い。


ガールズ&パンツァー 劇場版」

ほぼ全編アクションなのが思い切ってるなあと。

どうも中身が男の子かおっさんみたいな女の子が気になってキャラ萌え的には乗り切れなかったが、戦車バトルのシチュエーションは多岐に渡っていて燃えます。

あれだけ暴れてスポーツです(というか華道・茶道に並ぶ女子のたしなみ)って強引な設定は発明ですねw。

強引だけど、もう絵でそれをねじ伏せている。ずるいw。素晴らしい!


ズートピア

差別、または偏見の話か。割と強烈に突きつけてくるのでファンシーな気持ちで観ているとかなり衝撃的だと思う。

とはいえ彼らはもう獣ではなく人間なので、知性でそれに打ち勝とうとする様は静かだが思わず拳を握り締めてしまうグッとくるカタルシスがある。

刑事物だし社会人一年生の青春モノとしても良い。

物語もいいしCGIカートゥーンめいた演出もばっちり馴染んでいて、最先端のアニメを観た感。


シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

キャプテン・アメリカの映画はいつも直前の「アヴェンジャーズ」の後片付けだw。

今回もキャップのまったくぶれない正義感や精神性を今やりすぎるとこんなんなっちゃうけどどうなの?!と問われる話で苦い。

スパイディーとアントマンが良いコメディリリーフ

まったく退かないキャップの姿は多くが心に描くヒーローの究極の姿勢を表しており、燃えます。

チームとして集っているけど各々の思いは強く、それゆえに…いやでもそんなエグい喧嘩すんなよおまえら。


デッドプール

冗談を言い続ける中アクションをするようなデッドプールは無敵の強さだし不死身ときていて、正統派のアメリカンタフガイキャラといえるんじゃないだろうか。

アメコミのチーム物が流行る中で正調の単独ヒーロー物だ。

無責任ヒーローというコピーもあったけど自分の守るべきものは守るのでそうは思えない。

まあ力を世のため人のために役立てよ、という点では無責任といえるか。

ヒーローは「大いなる力には大いなる責任が伴う」ってスパイダーマンでの名言を全うしているかを基準にしている感じもあるし。

ギャグは日本のもので例えるなら銀魂のような脱線ネタが多くてカクーンと気が抜けるような感じ。ゲーム版であったギャグだけど、夜ミッション中に通りすがった台所で急にパンケーキをどっさり作り上げちゃうとか。人んちで夜中に何やってんだ!ていうか女子力高えなあんた!みたいなw。好きだw。


シン・ゴジラ

2015年の「マッドマックス怒りのデス・ロード」からこちら感じるのは、最初から最後までその場に居るような体感型アクション映画を観る機会がちょくちょくあったということ。

遊園地のライド物のように一瞬身の危険を感じるほどの迫力の映像をその渦中に居るように見せて中毒性が高くてリピートしたくなる映画。サバイバルがテーマの話も多いか。

このゴジラもそんな感じの映画でした。

強烈なほど現実を感じさせる災害映像だけどその中心にあるのは自然現象ではなく巨大生物という非現実。

そのギャップとマッチングは監督が愛するウルトラシリーズにも通じるところか。

 

オーメン

悪魔の子としてこの世に生を受けた少年の周りで、彼の素性を調べたり邪魔するものは事故死していく恐怖映画。リメイクじゃないほう。

見方によっては母(子の異常をいち早く察知した)のヒステリーにも見えるし、謎に迫る感じはミステリータッチ。

絵もかっこよく、とても良く出来たスリラー映画であった。


ゴーストバスターズ

キャラクターが妙齢の女性に代わって現代のガジェットが増えても、80年代の旧作から基本スタイルは変わらずで良い。

だがこれほどだったっけ?なんだかコッテリとしてイラッとさせられるくらい強烈なキャラによるコメディが気になる。

いや思い起こせば旧作もキャラにやきもきさせられたなw。

 

「SPY/スパイ」

ゴーストバスターズのポール・フェイグ監督がゴースト~と同じくメリッサ・マッカーシー主演で撮っていたコメディアクション。

やっぱりキャラはキッツい(褒め言葉)やつが多くてこの監督の持ち味なんだなと分かる。

うおおい!って笑いながらつっこみ入れつつずっと楽しめる色んなタイプのコントを集めたような映画。

ステイサム演じるフォードのタフガイっ振りアピールの体験談の台詞、現場で監督が思いついた言葉をその場で追加指示出してたりしたらしい。

ステイサムがなにそれひどい!と笑って、台詞を言い出すもまたブッ!と笑っちゃうNGシーンが可笑しい。

ゴースト~のクリス・ヘムズワースといいこれのジェイソン・ステイサムといい、コメディもいけるみたいでカンの良さは流石売れっ子です。

物語は、序盤で分かるが現場でやっていける才能がある人が事務方やってたってことなんだよな…。スクーターでポテッと倒れるシーンが好き。

 

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」

ノーマークだったけどこれは素晴らしい。

なんとも苦い苦ーい勝利の話なんだけど、圧倒的に不利な戦況で始まるエピソード4の前日譚なら…ね。

ep4は騎士見習いの少年の冒険物語というおとぎ噺が戦争映画のような状況を背景に語られる映画だったので、また戦争映画成分多目の話にならんかな~とは思っていたがその点まさに期待通りで良かったです。

しかも僕の好きな少人数のはぐれ者チームが敵地に潜入する話で、その立場ゆえ割とニュートラルな視点で戦争に関わる感じも良い。

反乱軍艦隊も宇宙戦艦ヤマトデスラーみたいなカチ込み(デスラー戦法は例えが古いかw)かけたりして燃え要素たっぷりです。

ドニー・イェンが!ストームトルーパーを!杖術でぶっ飛ばしていく!素晴らしい新しいビジュアル。

あとデス・スター日食、日の出ならぬデス・スターの出、デス・スター完成の瞬間、いそいそと出かけるデス・スター、等とデス・スター萌え映画でもあります。

それにしてもあの総督や反乱軍のあの人物…。今の映画の映像技術は日進月歩か。凄いな。

 

2016年の身近な音楽

2016年によく聴いた音楽や、自分で打ち込んだ曲を振り返ります。
忘れてしまった部分はtwitterの発言をもとにしています。
2016年に発表された新しいものもありますが、もっと昔に入手したものを掘り起こして触れることが多いです。

 

 

凡例

◎:重要だった。

結構きつい:ショックが大きく回復に時間をかけた。2016は訃報が多くて…。

運転に良:自動車の運転中に音楽を聴く頻度が高く、選曲ポイントの1つになっている。ドライブのお供に良いです。

 

 

1月
デヴィッド・ボウイーが亡くなった。結構きつい。
曲単位でフェイバリットを縦断しつつ大好きな90'sのアルバム「アースリング」を聴く。

全編ドラムンやジャングルのドラムがガシャガシャ鳴り響くけど曲はボウイーのハードめの曲!
という感じでサウンドの実験要素は強いもののポップなチューンに溢れていてアッパーなアルバム。運転に良。
新作「★」(Blackstarブラックスター)は参加したジャズミュージシャンたちによるカリカリした闇の世界が素晴らしいんだけどゆっくり聴くことにする(実際半年近くかけて聴いた)。

90'sからの流れでジェフ・ミルズのジ・アザーデイを聴いてテクノ熱が微かに高まる。

 

~2月
◎ROMカートリッジで聴くファミコン音楽アルバム、「8BitMusicPower」

(FC/FC互換機用) 8BIT MUSIC POWER (8ビットミュージックパワー)

(FC/FC互換機用) 8BIT MUSIC POWER (8ビットミュージックパワー)

 

3月くらいに新作が出るみたい。

サウンドテストモードのあるゲームではそれで曲を徹夜で聴いていた思い出が蘇る。
体験する音楽。運転に良。

◎流れで忍者龍剣伝のサントラを聴いて、「鮮烈のリュウ」のかなり原曲に寄せたアレンジを作った。うん、またなんだ。
3~4ヶ月はこれのマイナーチェンジを隔週くらいでやってたw。うん、またなんだ。運転に良(自画自賛)

 龍剣伝は今度1~3の新録サントラが出るそうですね。

www.bravewave.net

3のサントラは初だよね。2もアレンジ曲メインでオリジナルのみ収録はなかったはず…。いやそれいったら1も追加パートとか加えた小アレンジ版だったし。でもあのオリジナルの音+αアレンジという感じ、好きなんだなあ。あれも再販しないかな。

 

3月
キース・エマーソンが亡くなった。結構きつい。
ELPの1stとタルカス、キースの映画音楽集を聴きまくる。
前者はもちろん後者の幻魔大戦インフェルノゴジラFWは運転に良。

ルチオ・フルチの恐怖音楽集」。フルチ監督のホラー映画のサントラを編集したアルバムか。
映画「ビヨンド」の毒グモに襲われている(ようには見えないw。低予算ゆえ;;)シーンで聴いたユーロロックめいた曲が目当てだったけど見つからない。未収録?(未確認)

クルト・ワイル音楽集。マック・ザ・ナイフが良かった。ボウイやドアーズがカバーする「アラバマ・ソング」とか作曲した人ね。

◎90年代までのP-MODELを総括するDVD「bitmap1979→1992」。これは凄く良い。
P-MODELのソフトを買うのはほぼ初だったけど、入門編にも良いんじゃないかなあ。

 

~4月
平沢進の「ホログラムを登る男」

P-MODELの90年代ライブアルバム「PAUSE」。
出版がバンドのいたレーベルや平沢進の管理下ではなくディスクユニオン発ということで中古版を探し当てる。
伝説のマシントラブルでライブがポーズした模様も聴ける。運転に良。

 

5月
富田勲が亡くなる。「展覧会の絵」を聴く。あわせてよく聴いたELP展覧会の絵も聴く。

オンラインコンピの曲を作る。迷走の果てにファミコンにギターのエフェクタをつなぐが、結局PC内でやった方が早いし音も使いやすい。だがやるしかあるまい?(そうか?)

いつも春から夏にかけては創作関係はつらい。友人にジングルを頼まれたけどスッこけたままだ…。

 

6月
なるとさんのファミコンチップチューンの名曲「Artificial Intelligence Bomb」のアレンジコンピが発表された。

soundcloud.com

パンクっぽくしたかったけど打ち込みでそれをやるにはもっと細かく刻むような音いじりが必要なんだな。

 

7月
とぼけがおさんのゲームボーイメインのチップチューンアルバムpicnicがリリースされていたことに気付く。

cheapbeatsmusic.bandcamp.com

良い。

androidnanoloopで遊ぶ。

soundcloud.com

 もともとファミコン音源の曲のデモのために出先でも打ち込める何かを…と買ったんですが、マイクから録った音声をトリミングしてループに使えたりもして、楽しいです。

 

8月
◎ベア・ナックル25周年という旨の古代祐三氏のツイートでハッ!として
1~3のサントラを聴きまくる。
マイベストをノンストップリミックスにしてCD-Rに。運転に良。超良。
かつてゲーム機の音声出力からカセットに録音したのを思い出す。

その流れで同じ頃に作ったハードロックマイベストのカセットの内容も復刻CD-Rにしようと思いたつ。
ディープパープルとツェッペリンはあるのでまずはレインボーのキルザキングとオジーとランディーのパラノイドを買う。良い。
けどCD-Rの方は熱意がもたず。(たぶん今年は僕の中ではテクノの年なのだ)

 

10月

2000年代に良く遊んでいた友人が亡くなってしまった。彼とは一緒につるんでいた友人達とコンピCDを作ったり、徹夜でテレビゲームをしたりした。生真面目なので僕のいい加減な言動によくあきれて笑っていたな。

 

11月
ピコ太郎?興味ねーな。
と思っていたけど3歳の姪が、30分散歩している間ずっと休むことなく振り付きで唄い続けていたのを見て、いやまてよ、このプリミティブさはなんだ?と気になりだした。
プロデューサー誰なんだ?と検索していろいろ知る。

昔のこと。友人にライブを観に行こうと誘われた。
ノーボトム?知らないけどライブハウスで音楽聴きたい気分だから行こう。
と出掛けたイベントで底抜けエアラインの古坂大魔王氏そっくりの人がステージに上がるのを見る。っていうか本人だった。

ガチな踊れるテクノミュージックだった。たとえるならアンダーワールドとかプロディジーとか。それに日本の民謡、それも踊りのための民謡のサウンドを混ぜた新しいものを追及している感じでした。

そんな楽しい体験をまたしてもさせてくれたのでむっちゃ見直しました。そもそも
キャリア10年超のベテランテクノミュージシャンでいらっしゃるわけで。CD買ってきます。

 

12月
朝本浩文氏が亡くなる。Ram Jam Worldのrough and readyを聴く。
グレッグ・レイクまで…ELPの後期名曲「海賊」を聞きまくる。運転に良。
◎8月のベア・ナックルマイベストの流れでのマイベストカセット復刻計画第3弾(大げさなw)
ルパンⅢ世のサントラマイベストを作ることにしたが、ほぼ内容丸かぶりの
「ルパン三世」ベスト・サウンド・トラック集を買って聴きまくる。

個人編集CD-Rにはあとボーカル曲のSuperHero(最終回の大ラスに流れたやつ)を収録したい。運転に良。超良。

バトルガレッガREV2016プレミアムエディションを買う。PS4に完全移植+α
ゲーム自体やったことはないんだけどずっと気になっているゲームだった。
やったことなくてもわかる…紹介記事で読むαの部分が凄すぎて凄い。オリジナルの魅力や当時の盛り上がり方を損なわずに…
それは曲にも言えて、大幅に豪華なサウンドに生まれ変わっているんですけど、架空のサウンドボードを設定してそれで鳴らしているという原作者自らによるアツいディレクションで、原作を逸脱しない仕上がり。
プレミアムエディションの特典にはその2016版サントラがあり。
かつてゲーセンで聞こえる範囲で判断して好きなゲームのサントラを買って聴いた時のような感情がわきあがる
という不思議な感動をする。

あとはPS4本体だな。 

 

訃報まとめで悲しいものがあるがそればかり目に付き記憶しやすい年齢になったのか、本当に訃報が多かったのか。
熱心に追いかけては居なかったけど好きな作品がいくつかあり気になっていた方々も…。

プリンス ファンである母に聞かされ続けたせいかすっかり生活に染み込んでいた。結構きつい。
ブンブンサテライツの川島氏
ソフトバレエの森岡氏
ザバダックの吉良氏。ELPを教えてくれた友人が教えてくれたアーティスト。その時ダビングしてもらったのは「遠い音楽」だった。CD買います。
ジョージ・マイケル まさかクリスマスに…!なんて言うとこのずっと活動し続けていたアーティストには失礼だとは思うけど、でも衝撃を受けた。

なんかまだもらしている方も居そうだ(;´Д`)。

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m_036nespiritとは

m_036というのはハンドルネームです。nespiritも。

会社勤めはしていますが性格的に引き篭もりがちで、音楽や映画、TVゲームやアニメ、マンガや読書など、インドアな趣味が多いです。

 

たまに昔ながらの環境でDTMもやります。ファミコンの内蔵音源でチップチューンのようなことをします。

それで作ったものをニコニコやYOUTUBEなどにアップするために超簡単な動画を作ることもあります。

うーん、でも動画めんどいw。

 

普段はtwitterに居ます。

140文字ではどうしても足りない時によろず話題にて使える場所を求めてここへ来ました。